2021年11月13日(土)に開催された信州ベンチャーコンテストにて、NICT賞および起業家万博挑戦権を獲得しました。
長野県喬木村との包括連携協定締結のお知らせ
株式会社sci-bone(本社:東京都、代表取締役:宮澤留以)は、長野県喬木村と包括連携協定を締結しました。
代表・宮澤の出身地である長野県南信地域に根ざし、部活動支援・健康増進・スポーツ振興といった地域課題に、当社の動作解析AI・デバイス開発技術を活用して取り組んでまいります。
■ 協定締結の背景
全国的に、少子化や教員の働き方改革を背景とした「部活動の地域移行」が進められています。長野県南信エリアに位置する喬木村でも、地域のスポーツ・教育現場における人手不足や、部活動支援の仕組みづくりが課題となっています。
こうした状況を踏まえ、当社と喬木村は包括連携協定を結び、動作解析AI技術を活用しながら教育・健康・スポーツの分野で相互に協力していくこととなりました。
■ 協定内容
連携協定の主な取り組みは以下の通りです:
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中学校部活動の支援
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部活動地域移行のサポート
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スポーツ合宿の受け入れ推進
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地域住民の健康づくり など
具体的には、部活動での球技種目を対象に動作解析AIを活用した実証実験を行い、生徒へのフィードバックや指導者支援を実施予定です。また、住民向けの健康測定やフィットネスへの応用も検討されています。
■ 地域に根ざした取り組み
当社代表の宮澤留以は、長野県南信地域の出身です。自身も学生時代に部活動を経験した背景から、地方におけるスポーツ機会や指導環境の課題を強く感じてきました。今回、出身地に近い喬木村との協定は、地域貢献と技術活用を結びつける大きな第一歩となります。
■ 代表コメント
代表取締役 宮澤留以:
「私は高校卒業までの18年間を、ここ長野県南信エリアで過ごし、陸上競技や駅伝競技に打ち込んできました。スポーツを通じて得られた経験は、今の私の人生や事業の礎になっています。
地元を離れてから10年が経ちますが、その間に少子化や教員の働き方改革の影響で、部活動の存続や顧問の先生方の時間確保といった課題が一層深刻化していると感じます。
今回、喬木村と包括連携協定を結ばせていただけたことは、そうした課題に対し、私たちの技術を地元に還元できる大きな機会です。子どもたちが安心してスポーツに打ち込める環境を整えるとともに、地域全体の健康や活力づくりに貢献してまいります。」